「おにぎり会」終了のお知らせ
　「おにぎり会」は、皆様方の要望により誕生し、参加者の意見や提案などにより､今日まで第63回を数えるまで継続された。「おにぎり会」は、第１回が1991年（平成3年）に開催され、今日までに途中コロナ禍がありやむ得なく6回中止したが、2023年（令和5年）で第63回開催に到った。
　「1期同期会」は、第11回を2014年11月22日（土）に｢傘寿の会：80歳｣で終了したが「おにぎり会」は継続された。2024年、1期生は「第63回おにぎり会」で「卒寿：90歳（数え年89歳）」を迎えた。1期の方々はもちろん他期の方々には大変申し訳ないが、勝手ながら終了することにを報告するとともに、これまでのご協力ご支援に大変感謝する次第である。



「おにぎり会」の誕生と発展

　「おにぎり会」の第１回の開催は,1991年（平成３年）4月6日、狭山公園でのお花見から始まり、2014年には23年にわたり50回に達する。
　発端は、市川二中の創立50周年（1997年・平成9年）に向けて、１９８９年（平成元年）11月23日に「一期会」が開かれ、以後オリンピック開催の年に開催することになった。しかし、4年に1回では間が空きすぎるので、もっと「お喋りの場」をつくろうと、一期生の岸田弘さんが呼びかけ、1991年（平成3年）、おにぎり会が発足した。
　岸田さんが世話人になり、自宅近くの多摩湖畔・狭山公園の桜の下で、おにぎりを食べながら二中在学当時の思い出話に花を咲かせ、旧交を温めた。狭山公園での花見は14回、二中～真間山～里見公園での花見は４回のほか、新宿御苑、鎌倉などでも行われた（別表の「開催の記録」を参照）。

　二中の創立50周年に向けて、４０周年のころ母校からの要望として、１期生～５期生有志に対し、「二中の創立以来の歴史を記録した冊子を作れないものか」という話が伝えられ、それが一期会開催のきっかけとなった。各クラスの有志が何度も集まり、話し合う中で二中在学当時の記憶が呼び起こされ、資料を探し出す力になった。この記憶を呼び覚まし、絆を深めるお喋りの場におにぎり会が一役かっていた。資料探しや資金への協力を含め、おにぎり会の活動は『市川二中五十年史』の作成や二中同窓会の再発足に深く関わっていた。

　 　お花見に始まったおにぎり会は、思い出話の中で在校当時遠足で行った高尾山や江の島へも足を延ばした。参加者の提案から2006年（平成18年）の第26回からは正月には「七福神めぐり」が加わり、春の「お花見」、秋の「散策」と年3回開催されている。今後の課題は歩くことに支障がある人が増えてきたため、近郊の庭園を中心に会話の花を咲かせることになりそうである。
　2012年（平成24年）一期同期会の席上、次回の同期会は傘寿の年2014年（平成26年）に開催し、そこで終止符を打つことになったが、多くの人から「おにぎり会は継続して欲しい」との要望があったため、楽しく語り合えるおにぎり会は「もうやめよう」という声が上がるまでは継続する予定。

　おにぎり会は一期生ばかりではなく先生、3期生、5期生、16期生も参加しており、同窓会会報でも須和田ヶ丘を巣立った同窓生の皆さんに参加を呼び掛けている。

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　　参加を希望する方は、下記に氏名・郵便番号・住所・電話番号を連絡してください。
　　宛先　：　岸田　弘　　　メール・アドレス　：　kishiro@ozzio.jp

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「おにぎり会」開催の記録