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旧東海道ウォーキング(前編) ・・・ 中村正司さん(5期)



 平成24年発行の同窓会会報15号に掲載された中村正司さんの寄稿「旧東海道ウオーキング(前篇)」を 写真を増やして転載したものです。 足かけ1年3か月、延33日、総歩数は何と1,151,200歩の旅、ご苦労様でした。 後篇では筆者の印象に残った幾つかの宿場が紹介される予定です。

 旧東海道歩きは旅行会社などでも企画されているが、 あらかじめ決められた日程で集団行動となるため、 悪天候でも行き、自由行動も出来ないので、うちのカミさんと行く事にした。

 
 2009年9月23日、スタート地点日本橋に立った。 昔、社会人になったとき、日本橋の近くにいたが、 橋四隅の親柱の銘板「日本橋」「にほんばし」は、 将軍慶喜の揮亳によるものだということを初めて知った。 2011年は現在の日本橋が架橋されて満100年である。

   
 方針としては、雨が予想されるときはやらない、又旧街道から多少それても近くに興味がある場所があれば立ち寄ることにした。  ご存知のように、旧東海道には53の宿場があり、東京日本橋から京都三条大橋まで、約500キロである。1回20キロ歩けば25回で終わることになるが、興味本位で道筋からそれたり、ゆっくり昼食を楽しんだりしたため、33回かかった。

   
   
 全行程を通じて云えることは、旧東海道の道が、明確に表示されているところと、 ものすごく分かりづらいところがあるということ。要は、その市や町の歴史対する心意気の差だろう。 地方に行くと道路に出ている人は少なく、訊ねることも出来ず、又若い人では聞いても分からない。

   
 歩き方としては、今日A地点まで歩いたら次回はA地点に戻り、 リ・スタートする方法を採った。関東近辺を歩いているときは楽だが、 遠くなるにしたがって朝一番の電車に乗って前回の地点に戻らないと、歩く時間が少なくなる。 静岡以西になると、新幹線を利用しないと機動的に行動できないが、 帰路ビール・ウイスキー・つまみを買って夕暮れや夜の景色をぼんやり眺めながら帰路に着くのは最高だ。

   
 全行程を歩き終わり、“とうとうやった!!”という完歩の満足感と終わってしまった寂寥感を感じている。
 全行程を歩くことが無理な人は、おいしいところだけをスポット的に歩いたらよい。そんな人のため、後篇では私が印象に残った幾つかの宿場を紹介したい。