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作品 ジオラマ ・・・ 吉澤三喜男さん(12期)
本作品は「昭和の想い出」です。サイズはHOゲージ(1/87)で作ってあります。
製作のきっかけは「中学時代に住んでいた家を作り、 当時の昭和の駅前を再現してみたい」という単純な動機でした。 中学生の頃に作った当時の自宅模型だけは、どういう訳か愛着があり未だに保存しておいたので、 それをベースに縮尺を変更して作製しました。 友人宅も当時の記憶を思い出して貰いながら、図面化して厚紙と工作用檜棒 等を切り出して作製しました。それ以外の建物は、 自分の想像や雑誌等の昭和時代の写真から図面を起こし作製しました。
イチョウやススキ・コスモスを植え田んぼでは刈り取った稲を干して、季節的に秋を表現しました。
本作品は「九十九里鉄道 上総片貝駅周辺」です。 書店で「九十九里鉄道 写真集」を見つけ購入したのがきっかけです。
その中で製作意欲をかき立てたのが、回転台に乗せた気動車を人間が押しているショットでした。 なんとかこれを表現しようと思い製作に取りかかりました。
サイズはNゲージ(1/150)なので細部の表現が難しく、かなりデフォルメしております。 現在は廃線となっているので、なかなか当時の写真が無くネットで出来る限り写真を集め、 それから割り出して図面作成、建物作製をしております。
いつも苦労するのが建物の窓枠です。 これは自作は不可能に近いので、今回は窓枠図面を作り、 レーザーカット業者に依頼して窓枠を作り取付ましたので、見栄えは良くなったかと自画自賛しております。